リュウ、頷いて・・
リュウは・・
力を 捨てる事が
できないと思った・・・・
リュウ、首を振って・・
一族の恨み・・ 宿命・・
ティーポの事・・
それらが 頭になかったと
言うわけではない・・
けれども、そんな事より・・・・
リュウ、構える
力を 捨てると・・
自分が、自分でなくなる
気がしていた・・
リュウ「!」
ミリア
お前は、自分が何を
しようとしているのか・・
分かっているのですか?
ミリア、顔を上げて・・
ミリア
私に、剣を向けることは・・
世界に、剣を 突きつけるのと
同じだと言う事が
分かっているのですか?
リュウ「(汗)」
ミリア、顔を伏せて・・
ミリア
お前が・・ 竜族が・・
それほど、おろかではない事を
信じています・・
さあ、剣を おろしなさい
リュウ、体を震わせる
ミリアの言っている事が
正しいのは、分かっていた・・
リュウ、剣を振るう(同時に響いていた心臓音、消える)
ミリア、消える
リュウ「!」
ミリア、再び浮かび上がった状態で現れ・・
ミリア
・・・・・・・・
かわいそうな、リュウ・・
ミリア、首を振って・・
ミリア
大きすぎる力が・・
お前を 狂わせてしまった
リュウ、首をふる
ミリア、胸に手を置き・・
ミリア
竜族のように、強い
力を持たぬ者は・・
私の加護なしに
生きてゆく事は、できないと
言うのに・・・・
リュウ「(汗)」
ミリア
お前は、力を手放さず・・
その者たちを 生存の
危機にさらすと、言うのですね
ミリア、首を振って・・
ミリア
やはり、竜は・・
世界に破滅をもたらす
存在なのですね・・
リュウ、頭に手をあててよろける
リュウとミリアしか居なかった暗闇にペコロスが現れる
リュウ「(はっとなって)」
リュウ、立ち上がって振り返る
ペコロス
それは違う・・、ミリア
生命が、お前の世界に
おさまらぬ時が、来たのだ・・
ミリア、首を振って・・
ミリア
賢樹よ・・ 何を言われようと
私は、世界を守ります
それが、全ての生命の
ためでも あるのです
ペコロス、体を揺らして・・
ペコロス
ミリアよ・・ お前の世界では
生命は、『死なない』だけだ・・
それだけでは、『生きている』
とは、言えない・・・・
リュウ「(はっとなって)」
リュウ、ミリアを見る(BGM消える)
ミリア
・・・・・・・・
リュウよ・・
呪われし、竜の一族よ・・
話しは、つきました・・
お前の決意が、変わらぬと
言うのであれば・・
私は、お前を 滅しましょう
悲しみのうちに・・
リュウ、首をふる
(メンバー・シフトの選択。選んだメンバーとミリアのみ暗闇の中に立っている)
ミリア
愛する生命たちを・・
我が子を・・・・
この手に、かけねば
ならないのは・・
つらい事です
ミリア、首を振って・・
ミリア
しかし、リュウ
許して下さい・・・・
お前を・・ 竜の力を・・
放っておくわけには
いかないのです
ミリア、首を振って胸に手を当て・・
ミリア
他の、多くの生命のため・・
私は、あえて・・
鬼神となりましょう・・・・
ミリア、後ろへ下がる
輝いたかと思うと、姿が暗い色に反転する
リュウ「!」
ミリア
・・・・さようなら、子供たち
ミリア、静かに闇の底に降りていき、溶け込むように消える
ミリアが消えた場所で赤い光が瞬く
アァ――――
暗闇の中で時折赤い光が瞬く
巨大な影が浮上
リュウたちの前まで来て姿を現す
戦闘
アァ――――
リュウたちのいた足場が光の粒子を発し始める
リュウたち、ミリアに背を向けて足場から飛び降りていく
アァ――――
ブラックアウト。
ミリアと会った部屋の中央に戻ってくる
(リュウ、ニーナ、ガーランドのみ)
ガーランド、2人に向かい・・
ガーランド
・・・・終わった、いや
お前たちには・・
はじまり、か
ガーランド、かみ締めるように
ガーランド
長かった・・ しかし・・
間違った事は、していない
そうだな、リュウ・・?
リュウ、頷く
ニーナ、不思議そうに2人を見て・・
ニーナ「?」
そこへ、ドンッ!と爆発音(大きく揺れる)
ガーランド「(はっとなって)」
2人「!」
ガーランドの体、白い光を発し始める
ニーナ
・・ガーランドさん!?
同時に地響きが本格的に始まる
ニーナ「(汗)」
ガーランド
ガーディアンの生死は
女神と共に、ある・・
石に戻る時が、来た・・・・
ニーナ、首を振りながら1歩下がる
ガーランド
さあ、行け・・
今からは、自分達の力で
歩んでゆくのだ・・・・
ガーランド、仁王立ちして手を合わせると、一際強い光を発してそのまま石化
ブラックアウト。
ミリア、リュウたちの立ち去った足場で跪き、祈っている
ミリア
・・・・・・守れなかった
私の世界が、また
滅んでしまう・・・・
ミリア、顔を上げて
ミリア
神よ・・ いらっしゃるなら
お教え下さい・・・・
私は、あの強大な力を
どうすれば よかったのです!?
両手を天に向けて広げ
ミリア
竜族を どうすれば
よかったのでしょう!?
ミリアの目の前に光が落ちてくる
ミリア「!」
ディースが現れる
ミリア
ねえさん・・・・?
ディース
これで、良かったのさ・・
ブラックアウト。
ディース
これまで、あんたは
この世界を 守ってきた・・
崩壊の始まった部屋
部屋の中央でガーランド石化している
リュウとニーナ、部屋を出る前にガーランドを振り返り・・
ブラックアウト
ディース
竜族を 滅ぼそうとしたのは
やりすぎ だったけど・・
ミリアとディースのいる足場
ディース
けっきょく、それも
あの子達が・・・・
乗り越えなくちゃ、ならない
ものだったんだよ・・
ブラックアウト。
ディース
自分の足で、歩くためにね・・
隔壁
赤い光が点滅し、アラームが鳴り響いている
エレベーターからリュウとニーナが出てくる
ペコロス、隔壁前で待っている
隔壁、閉じていく
ペコロス「(汗)」
レイ、壁の上を移動
階段近くで後ろを振り返る
モモ、階段前で手を振って呼んでいる
ブラックアウト。
ディース
だいじょうぶ、そうカンタンに
滅んだりしないさ・・
2人がいる足場
ディース
世界も、あの子達も・・
あたしらが、思ってる以上に
強いんだよ・・・・
ミリア「!」
ディース、ミリアの横に並び立って・・
ディース
・・・・・・きっと、ね
足場、2人ごと爆発の中に消えていく
地上とステーション・ミリアを繋ぐリフトも崩壊していく
崩壊が6人の乗ったリフトに迫る
ホワイトアウト→ブラックアウト
瓦礫が散らばった砂漠に剣が突き立っている
そこから点々と足跡がついている
その跡を辿ると、リュウが砂漠を歩いている
少し先に、別方向から歩いてきていたニーナが待っている
ニーナ、リュウと並んで歩き出す
その先で、腕を組んだレイと座り込んでいるモモが待っている
4人、その先を見据える
視点が青空に向かい・・・
ブラックアウト(ED曲)
砂漠に小さな赤い芽が出ている
ぴこぴこっと動いて葉が開く
Fin